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「日本人ファースト」から子どもたちを守りたい

署名活動の主旨

私たちは全国在日外国人教育研究協議会(略称「全外教」)です。外国籍、外国で生まれ育った、両親あるいは父母のどちらかが外国人、などの「外国につながる児童・生徒」を支援する活動をしてます。毎年夏には「全国在日外国人生徒交流会」を開催し、そこでは異なる文化背景を持つ生徒たちが自由に交流し、学び合う場を提供しています。

この交流会では、毎回、生徒たちが受けた差別体験が大きな話題になります。これは、異なる背景を持つ生徒が学校でどのように扱われ、影響を受けているかを浮き彫りにするものです。
2025年7月の参議院議員選挙で参政党は「日本人ファースト」というスローガンを掲げました。選挙活動やその報道によってこの言葉は広まってしまいました。
児童・生徒は、大人や社会の姿から学びます。「こういうことを言ってもいいんだ」と学んでしまった児童・生徒が学校現場でもこの言葉を口にする場面も出てくると思われます。たとえ悪気もなく発した言葉であっても、外国につながる児童・生徒を深く傷つけてしまうものです。児童・生徒たちの間で差別や分断、イジメを引き起こす危険性が高まっています。

このような背景から、私たちは各地の教育委員会に、所轄する学校への適切な指導と見守りを強く求めます。学校は児童・生徒が安心して学ぶことのできる安全な環境でなければなりません。特に、外国籍や異なるルーツを持つ生徒が、孤立することなく、すべての生徒が平等に学べる環境を保証するためには、教育委員会の積極的な関与と指導が不可欠です。

児童・生徒のだれもが「日本人ファースト」を言われること・言うことのない状況を作らなければなりません。皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。署名を通じて、教育行政がこの問題に取り組む姿勢を示すことができるよう、ぜひご協力ください。

「日本人ファースト」から子どもたちを守りたい

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