全朝教通信合本・全外教通信合本

『全朝教通信合本第43号~第52号』には、1995年6月15日発行分~1997年5月15日発行分が掲載されています。第43号には、震災後の兵庫大会の準備に追われる大会実行委員会のみなさんの姿がうかがわれます。

『全朝教通信合本第53号~第67号』には、1997年8月23日発行分~2000年5月15日発行分が掲載されています。第67号には、三重で行われたはじめてのセミナーの報告や、広島大会へむけての準備の姿がえがかれています。

『全朝教通信・全外教通信合本第68号~第82号』には、2000年8月19日~2003年5月15日発行分が掲載されています。21世紀を迎え、全朝教から全外教へとウィングを広げていく過程がよくわかります。

『全外教通信合本第83号~第97号』には、2003年8月23日~2006年5月15日発行分が掲載されています。新渡日の子どもたちを前にして、迷いながらも新たなとりくみをスタートさせていく過程がよくわかります。

最新刊である『全外教通信合本第98号~第112号』には、2006年8月20日~2009年6月1日発行分が掲載されています。在日外国人教育をとりまく「いま」を知る上で、欠かすことができない資料と言えるでしょう。

5冊をあわせると、14年分の記録になります。

全外教にとって、この14年間は、名称変更の問題も含め大きな変動の年月でした。それらの「歴史」を記憶する上でも、これら5冊は、貴重な資料といえます。

書名 判型 ページ数 頒価(円) 重さ(g)
「全朝教通信」合本 第43号~第52号 B4判 270p 2000 400
「全朝教通信」合本 第53号~第67号 B4判 360p 2000 550
「全朝教通信・全外教通信」合本 第68号~第82号 B4判 360p 2000 570
「全外教通信」合本 第83号~第97号 B4判 360p 2000 570
「全外教通信」合本 第98号~第112号 B4判 360p 2000 570

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大会開催要綱集

本書は、毎研究集会で配布される開催要綱集です。
内容は、全体会やフィールドワークの内容・分科会レポート一覧はもちろんのこと、全朝教・全外教の歩み、各都道府県の外国人教育指針・方針の一覧、毎年の都道府県別・国籍(出身地)別外国人登録者数など、資料的な価値も十分にあります。
なかでも、大会基調報告は、それぞれの大会・年度における課題を明らかにしており、在日外国人教育の課題の変遷を知る上で貴重な資料と言えます。

書名 開催年・開催地 判型 ページ数 頒価(円) 重さ(g) 備考
第20回研究集会 1999年・京都 B4判 50p 300 85
第21回研究集会 2000年・広島 B4判 50p 300 85
第22回研究集会 2001年・兵庫 B4判 50p 300 85 (在庫なし)
第23回研究集会 2002年・三重 B4判 50p 300 85
第24回研究集会 2003年・大阪 B4判 50p 300 85
第25回研究集会 2004年・奈良 B4判 50p 300 85
第26回研究集会 2005年・滋賀 B4判 50p 300 85
第27回研究集会 2006年・神奈川 B4判 50p 300 85

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大会資料集

『第11回全国在日朝鮮人教育研究集会(大阪集会)資料集』(入荷しました!残部僅少
『第13回全国在日朝鮮人教育研究集会(東京集会)資料集』(入荷しました!残部僅少
『第14回全国在日朝鮮人教育研究集会(京都集会)資料集』(入荷しました!残部僅少
『第15回全国在日朝鮮人教育研究集会(広島集会)資料集』(入荷しました!残部僅少


全国在日朝鮮人教育研究集会資料集は、1995年の大会からよそおいを新たにし、実践報告集『これからの在日朝鮮人教育』と『開催要綱集』に分離しました。
それぞれの地においてとりくまれた実践記録をぜひお読み下さい。
クリックすると、総目次のページが開きます。
『これからの在日朝鮮人教育’95』(第16回兵庫大会実践資料集)
『これからの在日朝鮮人教育’96』(第17回福岡大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育’97』(第18回奈良大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育’98』(第19回神奈川大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育’99』(第20回京都大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2000』(第21回広島大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2001』(第22回兵庫大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2002』(第23回三重大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2003』(第24回大阪大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2004』(第25回奈良大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2005』(第26回滋賀大会実践資料集)
『これからの在日外国人教育2006』(第27回神奈川大会実践資料集)


2007年の大会より、大会資料集と開催要綱集を合併して『全国在日外国人教育研究集会資料集』としました。各大会での実践報告がわかると同時に、基調報告をはじめ、各種資料が一冊で手に入ります。
在日外国人教育の歩みを知る上で欠かせない資料として、ぜひともお求め下さい。

書名 判型 ページ数 頒価(円) 重さ(g)
第14回全国在日朝鮮人教育研究集会(京都集会)資料集 B5判 260p 1000 460
これからの在日朝鮮人教育’95 A5判 268p 1500 420
これからの在日朝鮮人教育’96 A5判 310p 1800 460
これからの在日外国人教育’97 A5判 250p 1500 400
これからの在日外国人教育’98 A5判 283p 1500 410
これからの在日外国人教育’99 A5判 286p 1500 420
これからの在日外国人教育2000 A5判 250p 1500 370
これからの在日外国人教育2001 A5判 204p 1500 320
これからの在日外国人教育2002 A5判 250p 1500 340
これからの在日外国人教育2003 A5判 207p 1000 300
これからの在日外国人教育2004 A5判 192p 1000 300
これからの在日外国人教育2005 A5判 198p 1000 290
これからの在日外国人教育2006 A5判 212p 1000 320
第28回全国在日外国人教育研究集会(京都大会)資料集 B5判 142p 1000 295
第29回全国在日外国人教育研究集会(兵庫大会)資料集 B5判 155p 1000 290
第30回全国在日外国人教育研究集会(広島大会)資料集 B5判 136p 1000 175
第30回全国在日外国人教育研究集会(広島大会)資料集 B5判 136p 1000 175
第30回全国在日外国人教育研究集会(広島大会)資料集 B5判 136p 1000 175
第31回全国在日外国人教育研究集会(三重大会)資料集 B5判 138p 1000 175

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ストップ!子どもの強制収容・強制送還

子どもの強制収容・強制送還が続いています。

99年に大阪で頻発した子どもの強制収容・強制送還に対して、とよなか国際交流協会等が中心となったネットワークでのとりくみの中で、子どもの「収容」はなくなったかに見えました。しかし、2001年11月、熊本で再び、子どもの「収容」が起こっています。また、この問題に関する裁判も判決が出始めており、厳しい結果が続いています。

こういった状況を受け、これまでの各地のとりくみで明らかにされてきた問題点をあらためて整理し、全外教加盟の各組織の足下では本当に子どもの強制収容・強制送還の実態はないのかということの点検も含め、私たちの課題を明らかにする必要性を感じてきました。

2002年2月9日、とよなか国際交流協会において、子どもの強制収容・強制送還をテーマとしたセミナーが開催され、この問題に詳しい3人の方からたいへん示唆に富む報告がありました。そこで、ここに、とよなか国際交流協会と報告者の方たちのご了解を得て、その報告の講演録を掲載させていただきました。また、あわせて各地の貴重なとりくみの報告も掲載しています。

もうこれ以上、入管に子どもの強制収容・強制送還を繰り返させてはいけません。「収容」は子どもたちの人権を踏みにじり、子どもたちの心に計り知れない傷を与えています。子どもの強制収容・強制送還を許すか許さないかは、ひとえに、私たち教職員等の周囲の迅速かつ的確な対応にかかっています。さらに、入管が動くまでに、問題が起こるまでに私たちがしておかなければならない、知っておかなければならないことを、ここに掲載した報告は明らかにしてくれています。

A5判 90ページ

頒価 500円

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一問一答在日外国人教育

全朝教が『在日外国人教育Q&A』を出版してから3年がたちました。しかし、このわずか3年の時間の経過の中での在日外国人教育をめぐる状況の変化は大きく変わりました。

在日コリアンをめぐる状況について言えば、日本籍コリアンの増加傾向がさらに進行しています。学齢時の在日コリアンの主流が3世から4世に移り、日韓スポーツ交流や文化交流が盛んになっていく中で、従来の「差別と排外の日本社会」という認識だけではとらえきれない若者の意識の変化も進行しています。一方、「新渡日」の外国人をめぐっては、その数のますますの増加と多様化の進展、これに対する日本社会の民間や行政の対応の一定の広がりです。

こうした状況をふまえて、全外教はあらたに『一問一答 在日外国人教育』を出版しました。

この小冊子は、在日外国人教育の概説書でも学術的な理論書でもありません。筆者はすべて奈良県内の教育現場の教員です。在日外国人教育の現場で突きあたる疑問や「こんなことがすぐにわかれば…」と思う事柄を設問として設定し、さまざまな資料を調べて、その解答を書きあげました。在日外国人の子どもや親と接した時、多くの教員が「これは何とかしなければ…」という思いを抱きます。「何とかしよう」として動き出した時、一定の知識が必要です。「他によく似た事例はないのか」「どんな先進的なとりくみがあるのか」「法律や条令はどうなっているのか」等々、そんな時、この本の目次を見てほしいと思います。「何とかする」ために必要な知識が、きっと見つかると思います。そのような在日外国人教育の最前線で、すぐに役立つ「手引書」のつもりで、執筆・編集にあたりました。

現在の日本は、外国人の急増という実態が先行し、教育や行政の対応が遅れています。また、その対応も地域や学校によって大きな落差があります。この小冊子が『在日外国人教育Q&A』同様、教育現場で、外国人とともに生きていくことのできる地域社会・学校をつくり、「差別と同化」を迫る日本社会ではなく、「多文化と共生」の日本社会をめざして在日外国人教育にとりくむ現場教員の手引書として役立つことを期待します。

もくじ

発刊にあたって


在日外国人問題とは
Q1 日本にどれくらいの数の外国人がいるのですか。
Q2 在日外国人が生活する上でどんな問題があるのですか。
Q3 外国人が増えるということは、日本は「単一民族国家」ではなくなるのでしょうか。


在日コリアン
【歴史】
Q4 どうして日本に住むようになったのですか。
Q5 日本に来た朝鮮人はどんな生活をしていたのでしょうか。
Q6 日本の敗戦後、なぜ帰国しなかったのですか。
Q7 在日コリアンの法的地位はどのような変遷をたどってきたのですか。
【戦後補償】
Q8 戦後補償とはどんな問題ですか。
Q9 「従軍慰安婦」問題について教えてください。
Q10 朝鮮人BC級「戦犯」問題とは、どんなことですか。
Q11 在外被爆者への補償はどうなっているのですか。
【現状】
Q12 在日コリアンへの差別の現状について教えてください。
Q13 在日コリアンに対する差別語にはどのようなものがありますか。
Q14 在日コリアンによる運動やとりくみについて教えてください。
【教育】
Q15 今、民族学校はどういう状況にあるのですか。
Q16 在日コリアンの子どもたちが日本の学校に通うようになったのはなぜですか。
Q17 日本人の子どもと同じように扱ってはいけないのですか。
Q18 「本名(民族名)を呼び・名のるとりくみ」とは何ですか。
Q19 在日コリアンの子どもたちが集う場は、なぜ必要なのでしょうか。
Q20 在日コリアン生徒の進路はどうなっていますか。
Q21 どのような就職差別撤廃運動がありましたか。
Q22 公務員採用での国籍条項の問題はどうなっていますか。
Q23 文科省は、なぜ在日外国人を教諭採用しないのですか。
Q24 就職に関するセミナーのようなものはありますか。
Q25 いまの在日コリアン高校生の意識はどうなっていますか。


「新渡日」の人たち
【渡日の背景】
Q26 「新渡日」の人たちはどうして日本に来るようになったのですか。
Q27 かつて日本人が海外に移住していった例はないのですか。
【現状】
Q28 日本政府は、新たに渡日してきた外国人をどう受け入れ、どのような支援をしていますか。
Q29 「新渡日」の人たちの仕事の状況はどうですか。
Q30 外国人は家探しに苦労すると聞きましたが、本当ですか。
Q31 医療や社会保障はどうなっていますか。
Q32 「新渡日」の人たちに対して自治体の対応はどうですか。
Q33 「新渡日」の人たちが日本語を学習する機関や、彼らを支援する市民グループなどの活動はありますか。
Q34 外国から企業に来ている研修生について教えてください。
Q35 難民の受け入れはどうなっていますか。
Q36 諸外国では、外国人の受け入れはどうなっているのですか。
【教育】
Q37 外国人は希望すれば誰でも日本の学校に入学できるのですか。
Q38 「新渡日」の子どもたちを受け入れるときにはどんなとりくみが必要ですか。
Q39 母語保障とはどういうことですか。
Q40 「新渡日」の生徒の高校進学や大学進学はどうなっていますか。
Q41 ブラジル人学校というのがあると聞きましたが、どんな学校ですか。


在日外国人の法的地位
【法的地位】
Q42 外国人に対する国の基本的な姿勢はどうなっていますか。
Q43 在留資格って何ですか。
Q44 外国人は日本の国外に追放されることもあるのですか。
Q45 外国人が入れられる「収容所」というのがあると聞きますが、どんな所ですか。
Q46 再入国許可って何ですか。
Q47 在日外国人が届け出ることを義務づけられている項目には、どんなものがありますか。
Q48 外国人登録証明書ってどんなものですか。
Q49 外国人登録証明書の常時携帯義務って何ですか。
Q50 在日外国人の中に、外国人登録法に対して改善を求める声が多いようですが、それはどうしてですか。
Q51 外国人登録法に対してどのような運動がありましたか。
【国籍】
Q52 国籍ってどうして決まるんですか。
Q53 在日コリアンの国籍はどうなっていますか。
Q54 日本国籍を取ることをどうして「帰化」と言うのですか。
Q55 歴史用語の「帰化人」という言葉についてどうですか。
Q56 在日コリアンが将来もずっと日本で生活していくならば、「帰化」すればよいのではないでしょうか。
Q57 諸外国では外国人に参政権があると聞いていますが、日本では外国人の参政権はどのようになっていますか。


もっとよく知りたい人のために
Q58 全外教って、何ですか。また、府県外教についても教えてください。
付録 もっとよく知りたい人のために

A5判 160ページ
頒価 1000円

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全朝教ブックレット9「いま歴史教育を考える -自由主義史観を批判する-」

「朝まで生テレビ」に出演した上杉聰さんの講演「『従軍慰安婦』問題と歴史教育」や藤永莊さんの講演「『自由主義史観』を考える -朝鮮近代史の視点から-」を収録している。そのほかに「いま、歴史教育を考える」というテーマでのパネルディスカッションの模様を紹介している。

「自由主義史観」を批判的に検証する際の入門書になっている。

<もくじ>

1、上杉 聰 「『従軍慰安婦』問題と歴史教育」
2、パネルディスカッション「いま、歴史教育を考える」
コーディネーター 高 龍 秀
パネラー     上杉 聰
金井英樹
本田芳孝
金 慶 子
李 哲 豪

3、藤永 莊 「『自由主義史観』を考える -朝鮮近代史の視点から-」

A5判 108ページ
頒価 700円

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全外教ブックレット8「多文化教育と在日朝鮮人教育II」

全朝教ブックレット①の続編。多文化教育の視点から、在日朝鮮人教育を考えさせてくれる本である。
<もくじ>

1、中島智子 「多文化社会オーストラリアの教育」
2、榎井 縁 「多文化共生教育への可能性 -外国人の子どもたちの映すもの-」
3、多文化共生教育を考えるシンポジウム
コーディネーター 田渕五十生
パネラー     中島智子
榎井 縁
金 光 子

A5判 102ページ
頒価 700円

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全朝教ブックレット7「国籍条項と進路保障」

在日朝鮮人にとって、最も重要な人生の課題である進路を阻む壁として、国籍条項の問題がある。「学校の先生になりたい。公務員になりたい」という在日の高校生たちの声や、今公務員や教員となって活躍している在日の人たちの声を集録している。
<もくじ>

1、はじめに
2、国籍条項の撤廃をめざして
3、全国各地のとりくみ
・大阪における公務員国籍条項の撤廃運動
・国籍条項撤廃は「時代の流れ」
・奈良県上級行政職採用試験の国籍条項撤廃へのとりくみ
・福岡県の公立学校における外国籍教員採用について
・東京における国籍条項撤廃の闘い
4、公務員・教職員になって
・華僑の父と日本人の母を持つ私を通して
・一枚の通達
・教職員採用国籍条項裁判を通して得たもの
・今、思うこと -これからの青年にむけて-
・在日朝鮮人として教員になって
5、公務員・教職員をめざして
・本名を使うことで自分自身が発信塔になる
・少年よ、大志を抱こう!
・「日本社会」の住民のひとりとして
6、おわりに

A5判 105ページ
頒価 700円

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全朝教ブックレット6「日本と朝鮮の歴史 -近代編-」

近代の日本と朝鮮の歴史を学ぶ際の入門書である。入門書としては内容が難しいという意見もあるが、見開き2ページで、それぞれ項目を立て、学習できるようになっている。
<もくじ>

1、19世紀後半の歴史
・江華島事件
・『脱亜論』
・『閔妃暗殺』
ほか
2、20世紀前半の歴史
・安重根と伊藤博文
・三・一独立運動
・関東大震災と朝鮮人虐殺
・朝鮮人強制連行・強制労働
・「雨の降る品川駅」と中野重治
ほか

3、20世紀後半の歴史
・小松川事件と李珍宇少年
・力道山伝説
・在日朝鮮人文学
ほか

A5判 110ページ
頒価 700円

残部僅少!

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全朝教ブックレット5「在日外国人教育入門II」

全朝教事務局長である金井英樹氏の在日朝鮮人教育に関する現状と課題の分析は、鋭い。教室や学校の中にいる一人の在日朝鮮人生徒と徹底してかかわることとともに、教職員がもたなければならないマクロな視点が提起されている。

「在日をともに生きるために-在日朝鮮人教育の現状と課題-」「教職員自身が確かな歴史認識を」「福沢諭吉をめぐって-『脱亜論』にいたるまで-」の3章で構成されている。

「多くの日本人がとらわれている歪められた朝鮮人観と自民族中心主義を克服するためには、異なる文化との豊かな出会いや出会い直しが必要であり、確かな歴史認識が求められている」という。

「私たちが本当にともに生きると言うのであれば、開かれた日本社会になる必要があります。差別と排外を克服し、同化と抑圧をなくす、そんな日本社会にしていく、そのことが実は、日本人自身にとっても、生きやすい日本社会になるというふうに私たちは信じています」という筆者の言葉を実現するために、教育現場での在日朝鮮人教育の一層の広がりと深まりを期したい。

<もくじ>

1、はじめに

2、在日をともに生きるために -在日朝鮮人の現状と課題-

3、教職員自身が確かな歴史認識を

4、福沢諭吉をめぐって -「脱亜論」にいたるまで-

A5判 101ページ
頒価 700円

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